2019年02月04日

物流アウトソーシングの3つのメリットと利用する際の注意点

今回は、物流アウトソーシングを考えている方に向けて、外注化した際のメリット、利用する際の注意点についてご紹介します。

物流アウトソーシングにはどのような利点があるのかと気になる方もいらっしゃるでしょう。
業務の効率化を考え、商品の企画開発に力を入れようという方向性を見据えている法人個人の方でも、物流アウトソーシングは最適です。

物流アウトソーシングとは

外部に委託すること

物流アウトソーシングとは、外部に物流業務を委託することを言います。
商品の管理や保管、梱包や発送など自社だけでは手が回らなくなってきた物流業務を請け負うことです。
物流業者などは、お客様から商品を受注する依頼が来てから手元に届くまでの全てをサポートしてくれるものもあります。

物流問題の解決に繋がる

他にも物流アウトソーシングには、外部に委託するという表面でわかること以外に、目的を目指すための支援する役割も持ちます。
物流アウトソーシングの役割とは、物流問題の解決へ導くことです。
物流業務を自社でとりもつ会社であれば、規模が拡大していくに連れて、人不足が起きてしまったり、商品を管理する倉庫が足りなくなってしまったりといくつもの問題が出てくることがあります。
物流アウトソーシングは、自社だけでは補いきれなくなった課題を解決するためにも利用されることから、会社のお悩み解決としての役割も担っています。

物流アウトソーシングのメリット

無駄なコスト削減

物流アウトソーシングのメリットの一つは、無駄なコストを削減できることです。
自社商品を取り扱って物流まで外注化せずに業務として行なっている会社であれば、商品が売れる時期やあまり売れない時期があり、自社倉庫を持っていると賃料によって利益がマイナスになってより費用がかかってしまうこともあるでしょう。
物流アウトソーシングでは、金銭的なコストを削減することにおいては大きなメリットがあるため、自社の物流委託を考えている会社にはオススメです。

業務効率化

次に挙げられる物流アウトソーシングのメリットは、業務効率化です。物流アウトソーシングを依頼すると、今まで割いていた物流にかかる人員や時間などのリソースを任せることができ、会社としてのコア業務に注力することができます。
リソースを人材育成や商品開発などの部分に焦点を当てることができるので、会社のスケールアップを目指す上では、物流アウトソーシングで得られる業務効率化はとても重要なメリットになります。

商品・サービスの向上

最後に得られるメリットとしては、商品・サービスの向上です。
物流アウトソーシングで業務の効率化を行うことで、物流に割いていた人材の活用方法に幅がでます。

物流アウトソーシングを利用する際の注意点

情報管理を徹底する

物流アウトソーシングを利用する際の注意点としては、情報管理を徹底して行うことです。
自社の顧客情報や機密事項など外注先と共有することがあるため、契約の際には確認しておくことが必須となります。
ですので、情報漏洩を防ぐためにも、秘密にしておくべき情報は徹底的に管理しておくことが望ましいでしょう。

あらかじめ業務フローを確認しておく

物流アウトソーシングを利用する際には、あらかじめ業務フローを確認しておく必要があります。
現場で行われている業務と自社の社員の視点は異なるため、外注すると何が起きているのか把握しづらくなる恐れがあります。
トラブルが起きてしまったとき、責任をとるのは委託を依頼した会社になってしまうこともあるため、監視体制や外注先の管理は行うようにしてくおくことがオススメです。

社内の物流ノウハウを活かせない

最後に物流アウトソーシングを行う上での注意点では、自社の物流ノウハウを活かすことができないということです。
外注先である業者は独自の手法で業務を遂行してくれることが期待できますが、反面として今まで自社で取り扱ってきた物流におけるやり方は共有されないこともあります。
信頼のおける業者へ依頼し、どのように進めていくのかはあらかじめ相談しておくようにしましょう。

まとめ

物流アウトソーシングを利用することによって、いくつものメリットを得ることができますが、反面リスクもあります。
外注先と打ち合わせを繰り返し、情報共有を図りながら業務を進めていくことが望ましいでしょう。

株式会社フェスムでは物流業務代行サービスを展開しております。

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