2019年06月13日

IT時代によって物流の需要はむしろ増加へ

ひと昔前において、物流サービスはITの進化によって収縮すると予測されていました。

ところが現実はむしろ正反対であり、現代は空前絶後の物流時代です。

世の中のIT化によってECサービスが増加、一般消費者から企業に至るまでネットを通して品物を購入・発注する機会が爆発的に増加しました。

スマートフォンやAIが発達する時代になっても、物理的に物を送付するためにはトラックとドライバーが不可欠です。

むしろ近年のほうが物流量が増加してきており、多品種少量の運送の需要が高まってきました。

物流サービス側も需要の変化を敏感に感じ取っており、ドライバーの人材確保に余念がありません。

待遇改善や給与の上昇、AIシステムの導入よる現場スタッフやドライバーの労力軽減など、物流時代に適応する戦略を講じています。

今後いっそう一般消費者の間でECサービスの利用は加速し、政府側の規制緩和によってドローンによる配送を一部認めるように推進するなど、新しい時代のライフスタイルに合った物の運び方が誕生します。