国際物流の混乱とサプライチェーンの今後

世界中で続いている国際物流の混乱は、主にコンテナ不足が原因です。

 

日本は原材料不足や入荷出荷遅れなどの影響を受けているほか、運賃の高騰で事業者が資金繰りに苦慮している状況は、すでに言うまでもないでしょう。

 

一時中国のコンテナ製造産量が減少したことが要因となりましたが、こちらは2021年以降に回復傾向に転じました。

 

ただ世界が経済活動を再開させたことや東南アジアから欧州への荷物が増加したことが引き起こしたコンテナ不足は、現在も続いています。

 

コロナ禍による世界的な巣ごもり消費の増加と、それに反比例する港湾作業能力の低下、空コンテナの未処理集積などもありましたが、シャーシとトラックドライバー不足も大きく影響しました。

 

こうしたコンテナ不足が物流へ及ぼした影響は非常に大きく、徐々に回復傾向にあるものの、まだ混乱は続いている状況です。

 

対策としては、サプライチェーンの川上から川下まで系列を超えた連携が必須と言われています。

 

構造的にアプローチするためには実行系の物流も重要な要素であり、業界を超えたアップデートが求められていると言えるでしょう。