2024年03月08日

物流におけるトラックのさまざまな割合

物流を担う輸送手段にはトラックのほか、鉄道や船舶、航空機があるほか、倉庫業者も重要な担い手です。

 

もっとも、物流業界でトラック輸送事業者が占める割合は8割以上にのぼっています。

 

また、日本の物流事業全体の市場規模のうち、トラック業界が占める割合は約6割です。

 

一方、トラック輸送におけるコストの割合で一番多くを占めているのは人件費です。

 

全産業の賃金水準から見ると、トラックドライバーの賃金水準はまだまだ低いのが現実ですが、トラックドライバー不足を補うために人件費を上げざるを得ないのが実情になっています。

 

人件費に次いで高い割合を占めるのが、やはり燃料費です。

 

ガソリン代の高騰は企業収益にも大きく影響を与えます。

 

ガソリン代が上がったからといって、すぐに送料に転嫁することもできず、コストの割合を高めてしまうためです。